2010年09月10日

クピィの逡巡

クピィが我が家に来たばかりの頃の話。

クピィは今よりももっとビビリでした。
クピイはいつでも私たちをじっと見つめていました。
目を合わせてもずっと目を合わせたまま、もろガン見。
でもケンカ売ってる態度じゃない。
ソファに乗ってきて、私たちに体を必ずくっつけて座る。
でも仮父が少しでも腕を動かすと、盛大にビクッとする。
床にへばりつくような姿勢(フセとは違う)で歩き、
まるで匍匐前進。
仮父曰く「泥棒犬みたいだな」。

「クピィ、おいで」と呼ぶと、来るには来るのですが
匍匐前進の姿勢で、激しく右往左往して止まらない。
非常に取り乱した感じで興奮してました。
仮父曰く「ゴキみたいだな」。

10回くらい右往左往すると、
匍匐前進の姿勢のまま
ブルブル震えながらその場で固まってしまう。

そのときのクピィの表情は
目を剥いて、額のシワが深くなっていて、
とても悲壮な感じでした。
見ているこっちが悲しくなりました。
固まったところで抱っこすると、表情は普通に戻りました。

「アタシを呼んでる、行かなくちゃ、
でも怖い、でも行きたい、でも怖い・・・」
って逡巡して右往左往してたんでしょうかねぇ。


我が家の預かり犬だったクロ輔君も
クピィほどは激しくないのですが、
呼んでも、途中まで行ったり来たりを繰り返して、
ついにはケージに入ってしまいます。

来るときの表情は明らかに嬉しい顔、
目が合うとはっとして曖昧な顔(仮母には理解不能な顔)、
去るときの表情は未確認。
ケージ内では困ったような顔をしてますが、
頭を撫でると嬉しい表情になり
抵抗無く抱き上げることができます。

仮母は
嬉しさと不安・恐怖がない交ぜになって
このような行動をするのかと思っているのですが、
果たしてそうなのか疑問でもあります。

ビビリ、臆病、怖がり、恐怖症(フォビア)犬の問題行動
検索してもあまり情報が引っかかって来ないんですよね。

クピィもクロ輔も、たまたまビビリな保護犬で、
たまたま同じような行動をする性格だったのか・・・・
それとも仮父母の対応に問題があって
このような行動になったのか・・・・
なんでなんだろー。

今ではクピィは、呼べば来るし
余程ビビらなければ匍匐前進にもならないので
月日が経つうちに解決する問題だとは思うのですがね。

こんな行動自体または行動の原因が
犬に悪いストレスを与えているなら、
こんな犬の行動が飼い主のストレスになるなら、
預かりボランティアとしては改善しなければイカンな〜
と思っております。


ニックネーム 大仏2号 at 18:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 預かりの備忘録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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