2010年09月27日

遭遇。  by仮父

15年ほど前の初夏。
茨城・大洗からフェリーに乗り北海道へ赴きました。
苫小牧から海岸線をドライブして知床を目指します。
予定の無い、自由気侭な一人旅です。

知床の付け根に峰浜と言う集落があります。
そこに車を置き、少し林道を歩いてみる事にしました。
6月の北海道…緑濃く、爽やかな早朝の森です。

緩く登ったカーブを曲がった時、10m前方に黒い塊が…。
路上に座り込んでいたのは、巨大なヒグマ!

勿論、仮父は凍りつきましたが、彼の方でも驚いた様子。
座ったまま、ガサッと仮父の方に向き直りました。
暫くお見合い…まさに、膠着状態。

仮父は全く動けずに、ただ黙って立っておりました。
今更、死んだ振りも白々しいし。
逃げ出すと、肉食獣の本能を刺激しそうだし。
木に登るユトリはないし。
ホント「立っているしかなかった」ンですよネ。

仮父、手には一眼レフを持っていたのですが、
流石にカメラを向ける根性はありませんでした。

仮父が僅かに目を外した瞬間、彼は笹薮に飛び込み、
急峻な斜面をまっすぐ駆け登って森に消えました。
その間、僅か1分ほど…あ〜怖かった。

そう、本当に怖かったのですが…
実は、ヒグマの方の緊張も強烈に伝わって来たンですよ。
早朝の林道、彼も人間に遭ってかなりビビッていた様子。
ま、人を殺した熊の数より、
熊を殺した人の数の方が断然多い訳だし、当然ですかネ。

0627kupi1.jpg
   それはない。でも、クマバーガーは食べてみたいかも。


ニックネーム 大仏2号 at 19:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 熊のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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