2010年11月22日

犬の心を作り直す

ムツゴロウさんのブログに書かれている
「攻撃的に育ってしまった・・?ドーベルマンについて」
を紹介します。

3回(#59〜61)に渡って
7ヶ月のドーベルマンを育て直すこと
について書かれています。

#59
  ・相談者がドーベルマンの問題行動に悩んでいること
  ・ムツゴロウさんは新しい犬を迎えたときにどうするか
が書かれています。
相談者の心中を察すると、とても切なくなります。

#60
  ・飼い主の「教育病」「しつけ病」
  ・犬の脳内での抑制(行動のコントロール)のしくみ
が書かれています。
しつけ病、ドキッとしました。

#61
  ・冷たくない愛のあるしつけ
  ・何かをする、それだけを取出して強制してはいけない
  ・裸と裸のつきあいから心の作り直しをする
が書かれています。

このような犬が、預かりボランティアの元に
やって来る話はよく聞きます。

実際に、
保健所に収容されていたクピィは
若い男性職員以外には唸って噛もうとするので、
「譲渡に適さない犬」として殺処分の予定でした。
しかし、預かりボランティアのH夫妻が引き受けて
愛育してくれたおかげで、
今では我が家のとってもイイコです。

相談者の石垣島Mさんには
  「ぜったい出来ます、犬も人も変われますから安心して」
ムツゴロウさんには
  「メールでご指導してあげてください」
と言いたいです。

そして、
同じお悩みをお持ちの方には
原ますみさんのブログ(とくに楽天ブログのほう)
をお勧めします。
飼い主の心構え、犬との信頼関係の作り方、散歩の仕方
が書かれています。
(まとめサイトがないので、丹念に読む必要がありますが・・・)

お悩みの飼い主さん、保護ボランティアの皆さん
お互いがんばりましょう!

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      君たちもがんばってるよね。


ニックネーム 大仏2号 at 20:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 預かりの備忘録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月10日

クピィの逡巡

クピィが我が家に来たばかりの頃の話。

クピィは今よりももっとビビリでした。
クピイはいつでも私たちをじっと見つめていました。
目を合わせてもずっと目を合わせたまま、もろガン見。
でもケンカ売ってる態度じゃない。
ソファに乗ってきて、私たちに体を必ずくっつけて座る。
でも仮父が少しでも腕を動かすと、盛大にビクッとする。
床にへばりつくような姿勢(フセとは違う)で歩き、
まるで匍匐前進。
仮父曰く「泥棒犬みたいだな」。

「クピィ、おいで」と呼ぶと、来るには来るのですが
匍匐前進の姿勢で、激しく右往左往して止まらない。
非常に取り乱した感じで興奮してました。
仮父曰く「ゴキみたいだな」。

10回くらい右往左往すると、
匍匐前進の姿勢のまま
ブルブル震えながらその場で固まってしまう。

そのときのクピィの表情は
目を剥いて、額のシワが深くなっていて、
とても悲壮な感じでした。
見ているこっちが悲しくなりました。
固まったところで抱っこすると、表情は普通に戻りました。

「アタシを呼んでる、行かなくちゃ、
でも怖い、でも行きたい、でも怖い・・・」
って逡巡して右往左往してたんでしょうかねぇ。


我が家の預かり犬だったクロ輔君も
クピィほどは激しくないのですが、
呼んでも、途中まで行ったり来たりを繰り返して、
ついにはケージに入ってしまいます。

来るときの表情は明らかに嬉しい顔、
目が合うとはっとして曖昧な顔(仮母には理解不能な顔)、
去るときの表情は未確認。
ケージ内では困ったような顔をしてますが、
頭を撫でると嬉しい表情になり
抵抗無く抱き上げることができます。

仮母は
嬉しさと不安・恐怖がない交ぜになって
このような行動をするのかと思っているのですが、
果たしてそうなのか疑問でもあります。

ビビリ、臆病、怖がり、恐怖症(フォビア)犬の問題行動
検索してもあまり情報が引っかかって来ないんですよね。

クピィもクロ輔も、たまたまビビリな保護犬で、
たまたま同じような行動をする性格だったのか・・・・
それとも仮父母の対応に問題があって
このような行動になったのか・・・・
なんでなんだろー。

今ではクピィは、呼べば来るし
余程ビビらなければ匍匐前進にもならないので
月日が経つうちに解決する問題だとは思うのですがね。

こんな行動自体または行動の原因が
犬に悪いストレスを与えているなら、
こんな犬の行動が飼い主のストレスになるなら、
預かりボランティアとしては改善しなければイカンな〜
と思っております。


ニックネーム 大仏2号 at 18:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 預かりの備忘録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月04日

散歩の効用

原ますみさんのブログ
しつけとトレーニング そして 信頼と尊敬
http://plaza.rakuten.co.jp/dogwhispere138/diary/200610090000/
に、「信頼は食べ物から、尊敬は散歩から得ることができる!」
と後半のほうに書いてあります。

ちょっと長いので簡単にまとめると

犬が飼い主を大好きで信頼もしてるのに、言う事を聞かないのは尊敬(リスペクト)がないから。
犬との信頼は、犬の欲しいもの(食べ物やご褒美)を与えることで簡単に作れる。
犬からリスペクトを得るには、外敵から犬を守ってやる強さを見せるとよい。
でも実際に外敵と戦う必要はなくて、散歩を工夫すればよい。
例えば、
初めてのところ、人の多いところ、雑音が多いところ、他の動物がいそうなところ等、
外敵(犬が脅威に感じるところ)に散歩に行って、
飼い主(リーダー)がいるから大丈夫と思わせる→リーダーシップができる→尊敬される、
ということのようです。

これには思い当たることが2つありました。

1つ目は
クロ輔が庭でリードを絡ませてパニクったときのこと。我が家に来て5日目くらいだったでしょうか。
暴れるクロ輔を背中からマウンティングするような格好で落ち着かせながら、
絡まったリードを解き、ケージまで抱っこして連れて行きました。
それからクロ輔の様子がちょっと変わりました。
親しげな感じをクロ輔から受けました。
仮父は「助けたから好かれたんじゃないか〜」と言いましたが、
仮母はそのときは物語みたいに恩を感じるのか?と懐疑的でした。

2つ目は
仮父が夏カゼでダウンしたので、仮母がクロ輔とクピィの散歩をしたときのこと。
2匹とも仮母への対応が変わったんですよ。
散歩の後、人犬一体と言いますか、お互いに「なにかいいなぁ〜」という感覚があるんです。
クロ輔がトライアルに入る前まで2週間ほど散歩しましたが、日に日にそれが強くなるんですよね。
クロ輔は仮母の足音を聞くと部屋から飛び出してきて「エヘェー」とご機嫌伺いするようになったし、
クピィは後追いが頻繁になりました。
そりゃ、吠えられコース(クロ輔用ビビリ取り)とか、強制犬友交流コース(クピィ用)とかやられちゃ、2匹とも仮母に頼らざるを得ないか。

これらの反応がリスペクトなのかはわかりませんが、
クロ輔との関係は散歩前より非常に良くなったと思います。

というわけで、
散歩は運動とビビリ取りのためだけではないんだ!
と仮母自身が散歩をとても好きになったんです。
以前はめんどうで仮父任せだったのですがね。
さあクピィ、夜の散歩さ行んぺ!(行こう、茨城弁)

ニックネーム 大仏2号 at 00:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 預かりの備忘録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月28日

ムツ式散歩

ムツゴロウさんのブログ
♯43 4ヶ月のチワワ「ダメ」という言葉を知ってもらうには?
http://ameblo.jp/mutsugoroanimalkingdom/entry-10579035253.html
に「ムツ式散歩」が紹介されています。

この散歩の方法は、以前から仮父もやっていた方法です。
クロ輔とクピィには特に、ストップ(止まれ)を強化して散歩しました。

なぜ「止まれ」を強化したかというと、クピィとの散歩で
何かの拍子にうっかりリードを離してしまうことがあったからです。
リードが手から抜けてしまうと先に私たちのほうが慌ててしまい、
それがクピィに伝わって、クピィがびっくりして離れてしまったのです。
こんなとき「止まれ」が効けば、
呼び寄せができるし、落ち着いてリードを拾い上げることができる、
と考えて止まれの訓練をしました。

普段には、道で車やバイク、自転車とすれ違うときに
道の端で止まらせて、安全にやり過ごすようにしています。

ムツ式散歩にある
「犬を自然に横抱きに」して周囲の状況を見せることもしました。
駐車してあるバイクの前(クピィはバイク嫌い)、
大工さんの音がする家の前、
よその犬が吠えている塀の前、
落ち着くまで横抱きにして、落ち着いたら誉めました。
ビビリはなかなか取れませんが少しずつ慣れてくるようです。

クピィにはときどき抜き打ちで「止まれ」をしています。
素直に従ってくれるとてもイイコになりました。
「またぁ?」って感じで見上げることもあるんですけどね。

タグ:散歩 止まれ
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2010年08月23日

焼きもち大作戦

問題行動犬トレーナー・原ますみさんのブログ
今日のトレーニング2006年08月25日
http://plaza.rakuten.co.jp/dogwhispere138/diary/200608250000/
に「焼きもち大作戦」というのがあります。
人間と一緒にいる犬がどんなに楽しいか、
人間のいう事きくと犬がどんなに嬉しいか、を見せて
楽しい、嬉しいの感受性を強くさせる、とあります。

クロスケは最初、ベランダで用を足す、庭でクピィと遊ぶ以外は
ケージの中に引きこもり状態でした。
引きこもっていては、コミュニケーションができないし
引きずり出しても嫌がるだけだし、
人間に対する嬉しい、楽しい等の感情表現が乏しかった・・・・家庭犬としてこれはイカン。

仮父母はクロスケに
ケージから出てきてほしい、
甘えたい、遊びたい、好き好き、注目して欲しい、触って欲しい、ミールちょうだい
という感情や欲求を人間に向かって表現してほしい、と思いました。
仮父母とクピィが仲良くしてる様子を見て
そのような感情が芽生えてくることを期待して作戦開始。

最初は布を被ったままじっとして、私たちの様子を伺ってる気配、
そのうち布から顔を少しのぞかせ、
最後には、布は被らずにお座りして私たちをじっと見ていました。
人間が犬を撫で回し、犬もそれを喜んでる、人間と犬が仲良し
なんて光景をクロスケは初めて見たのかもしれませんね。

そんな「焼きもち大作戦」を3日くらいやりまして
クロスケを見ると目が合って、なにか期待してる表情。
それで「ウメもこっちへおいで〜」 (ウメはクロの旧称です)
と声を掛けるが不安顔。やっぱり怖くてケージから出られないのか。
しかたないので「遠慮するなよ〜」とケージから抱き上げてベッドへ。
でも落ち着かずに、ケージに戻ってしまいました。

そんなことを繰り返すうちにベッドに長居するようになりました。
仮母が体を撫でてやると、ペロペロと仮母の手を舐めるようにもなりました。
ああよかった、クロスケにも普通の犬の感情があったんだ、と安心しました。

クロスケは少しずつですが感情を見せるようになりました。
ピョンピョン歩き、目が合うと「アハッ」、ウンチいい子!で「エヘヘ」、
終ぞ「おいで」に喜んで従うことはなかったのですが、
クロスケなりの感情表現を見せてくれました。

「焼きもち大作戦」は効果あり、と思います。
しかし、欠点もあるんですよ。
クロスケが好き好きするので、よしよしとかわいがると
今度はクピィがヤキモチを焼くのです。
こちらを立てればあちらが立たず、フォローが非常に大変でした。


ニックネーム 大仏2号 at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 預かりの備忘録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする